はっとり浩之オフィシャルブログ

2013年3月8日

LOVE SICK BLUES

カテゴリー: 未分類 — hattori @ 8:05 AM

LOVE SICK BLUESと聞くと誰を思い出すだろうか?
ボブ・ディラン?
ハンク・ウィリアムス?
実は、個人的には南正人を思い出す。
この曲の南正人のシングル盤の歌詞カードには歌詞が載っていなくて(版元の問題?)、その代わりに
「俺は高校生のころ、この曲に夢中になって、レコード盤を買ってきて二階で聞いていると下の部屋から親父が『毛唐の曲なんぞ聴くな、この不良が!』と怒鳴りつけてきて、よく喧嘩になったものだ。それからあれこれと時は過ぎて、今は酒など飲みながら歌っている」
とだけ書いてある。
この文章が実に、いい。
外国の曲を聴いていると怒鳴りつけてくるというのが、うちの祖母にそっくりだし、二階の部屋で聞いているというのも、俺の思い出と同じだ。
で、今は酒なんか飲みながらだらりと歌っているよ、っていう気の抜けた感じもいい。
こういう大きい男になりたいもんだ。

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わぃは…わぃは…

カテゴリー: 未分類 — hattori @ 12:10 AM

タワレコで、ブルボンズっちゅうインディーズバンド(?)が高田渡の「自衛隊に入ろう」をカヴァーしてるのを見つけて購入(100円)。
これが予想以上につまらない。
おいおぃって感じである。
高田渡盤の素朴で無骨な感じが、ギターサウンドになることでかき消されているし、あいの手はマネしてるけど、上からなぞっているだけで、ぜんぜんヒップじゃない。
なんかこう、高田渡をちゃんと知ってるのはわかるけど、表現力・ギャグがたりない感じ。
もともと高田渡だって、朴訥な歌い方なので、表現力云々もないはずなのにねぇ。
この差はなんだろう。
やはり生き方か?
時代性か?

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