先日は、新年会でした。多くの方々にお手伝いいただき、本当にご迷惑をおかけいたしました。
前々から、ただただ平成〇〇年度新年会という名称はつまらないと思っていましたので、ライブのツアータイトルみたいにサブタイトルをつけさせていただきました。
タイトルは『髪に花を、銃口に花を~季節外れのフラワー・チルドレンに捧げる~』!
髪にデイジーを刺して入場することを規則にしようかと思いましたが、さすがにやめておきました。
タイトルの意味は、みなさんわかると思うのですが、1960年代のフラワー・パワー・ムーヴメントへのオマージュとなっています。
僕は、高校生の時に、この種の文化を全身に浴びて青春を過ごしました。
権力への反抗としてのフラワー・チルドレンが大好きでした。
その後、「時代遅れの自称ヒッピーですら、長い髪の毛をむなしい風になびかせている」と歌う友部正人のような、70年代フォークに傾倒し、もう、無邪気ではいられない大学生時代を過ごしました。
闘争~アングラ~4畳半といったメッセージ性の変化を、身に受けて成長しました。
しかし、先日、ピート・シーガーが亡くなったことを知り、もう一度、今の人々へと、反骨の鐘を鳴らしてみたくなったのです。
銃口への、強い嫌悪感を、言葉にしたくてたまらなかったのです。
なので、急きょ、『髪に花を、銃口に花を~季節外れのフラワー・チルドレンに捧げる~』と題した詩を書き、ピアノトリオの演奏に合わせて、ポエトリー・リーディングをやりました。
また、踊りたくて仕方なかったので、Breakbotにあわせて踊り狂ってみました。
そして、会場への入場時には、ホテルに頼んで、60年代のサブカルチャーに起因する音楽をずっと流させてもらいました。
たぶん、流れている音楽の意味性が分からなかった人もいるでしょう。
でも、意味がちゃんとあったんです。
すべては、たった一つのメッセージ、『ならず者の銃口に、花束を差し込んでやれ!』というメッセージ、この大切なメッセージに集約されていたのです。
ジョン・レノンの名曲「マインド・ゲームス」の一節を、書いておきます。
Make Love、Not War