はっとり浩之オフィシャルブログ

2014年3月29日

ヨドコウのさつきホールサンクスコンサート

カテゴリー: 未分類 — hattori @ 3:44 AM

近所のヨドコウのコンサートに行ってきた。
思ったことを列記。
・演奏はとてもよかった。
・曲目はオーケストレーションが効をなすクラシックと、普通のポップスがないまぜ。クラシックのほうが断然(吹奏楽の聴かせどころとして)出来がいい。というか、正直言って、ショスタコーヴィッチには驚かされた。これこそホールで聴く価値のある音楽だし、オケの力量が遺憾なく伝わってきた。それに対して、曲目のほとんどを占めるポップスは、いまひとつピンとこなかった。これはどういうことなんだろうね。お客さんのニーズとしては、ポップスのほうが喜ばれるからポップスが多くなるのかな?それとも、オケ側の志向?その辺が気になった。
個人的には クラシック>マーチ>ポップス なんだけど。
・新旧のヒット曲15曲ぐらい(大半はメドレーだが)やってたような気がするけど、カーペンターズのヒット曲以外ほぼ一曲も知らなかった。前に友人に「お前はヒット曲知らなさすぎ」と言われたことがあるけど、その通りだな。自分ではかなり音楽好きだし、色々なレコードを聞いてると思ってるんだけど、どうしてこうなるのか。 ところでどうでもいいけど、指揮者さんが「カーペンターズの作曲の名曲の数々を…」ってカーペンターズメドレーの時に解説してたけど、カーペンターズが演奏したレコードがヒットしただけで別にカーペンター兄妹が作曲したわけではない曲が結構まじってたけど、それってどうなの?普通に「カーペンターズの往年のヒット曲を」といっときゃいいのにと思った。あともう一つぐらい、解説で間違ってるなぁって気になった個所があったけど、忘れた。
・吹奏楽というものをそもそよく知らんのだが、オーケストラを聴きに行ったというよりは、歌や踊りのあるレヴューを見に行ったというほうが適切な気分になった。こういうもんなん?
・管楽器が多いし、ジャズオーケストラ的なものかと思ったら、全然違った。ビート的にノれるものではない。どっちかというと、イージー・リスニングなんだね。
・個人的には、ポップスやるならもっとファンキーにしてもいいと思う。シングルトーンのエレキギターとか入れて、びろびろさせて、ビートをもっとジャングルビートにしてアジりまくったら面白いと思う。
・でも、せっかくホールで座って聞くなら、ポップスではなく、もっとクラシックをじっくりとやってほしいなぁと思う。そう思うぐらいにショスタコーヴィッチがずば抜けてよかった。
・それにしても、椅子に座って聞くコンサートにめったに行かないから、いまひとつノり方がわからなかった。スタンディングのもっと狭い箱なら適当に踊り狂うんだけど、みんな椅子に座ってるから、いまひとつノり方がわからない。体で楽しまず、静かに聞いてろろってことか。
・ニュー・サントリー5みたいな狭いジャズハウスなら椅子があっても勝手に楽しんでられるんだけどねぇ。固定椅子に座らされるのは、コンサートとしてよく理解できない…。
・あと、映画館みたいに席が斜めに傾斜していく作りなのも、よくわからない。これはもう、動くなということか。黙って前を見とけ的な雰囲気を感じる。俺はステージに対して客席は平たんなのが好きなんだがな。磔磔みたいな感じの箱が一番落ち着くわ。
・演出として、最後にぱきっと折ると光やつを渡されて、We Are The Worldに合わせてみんなで振らなきゃならなかったんだけど、こういうの、俺、苦手だわ。「遊びに来てるんだから、他人にあわさせないで好きにさせてよ」と思ってしまう。俺としては、ライヴっていうのは、仕事の疲れを癒しにいくものだから、できるだけ自分の自由にやりたい。仕事じゃないんだから、だれかになにかを命令されたり、強要されたり、周囲に合わせたりさせられたくない。蛍光チューブ振るぐらい別にいいじゃん、って感じだけど、それでも、なんとも居心地が悪くなってしまった。
・ライブは、「周囲に迷惑をかけないなら自由にしていってね」みたいな感じのが一番好きだ。アルコールが飲めて、オールスタンディングで、場所も決まっていなくて、ぶつかったりしなければ踊ったりしてもOKみたいなのが気楽でいい。楽に行こうぜ。でも、そういう自由さを標榜した時、「周囲に迷惑をかけない範囲で楽しむこと」を客全員が理解していることがすごく大事になってくるんだよなぁ。それができているなら、一見自由な場の民度は実はすごく高いのだと思う。かちかちにルールを固められた場よりも、絶対に難しいもの。ルールの緩い場所で人に迷惑をかけず自由に楽しむのって。でも、それってすごく大事なことなんだ!
・ライブ中に、声を上げてる人が誰もいなくてびっくりした。普通さ、曲が始まる前とか曲が終わった後ってさ「フォー」とか「イェア」とか「アァウ」とか「うー」とか「ヘイェイ」とか客がそれぞれに声を上げてると思うんだが…。基本、無言で拍手なのな。これも、いまひとつ理解できなかった。

と、なかなかの異文化交流ぷりで楽しかったです。
しかし、さつきホールが閉まるなら、早く建て替えてもらいたいよね。やっぱりホールは必要だと思う。
できれば、バンドのライブもできるように、客席は平たんにして、椅子は取り外せるようにしてほしいな(笑)

2014年3月19日

戦時中のプロパガンダアニメーション&戦後の米帝万歳アニメーション

カテゴリー: 未分類 — hattori @ 1:19 AM

これも何かの勉強になると思い、中の島映画大学で戦時中のプロパガンダアニメを見てきました。
全部で5作品ほど見たのですが、有名な「桃太郎の海鷲」と「桃太郎 海の神兵」はものすごい作品ですね。
学生時代、映画の授業で習ったことはあったのですが、実際に見たのは初めてです。

(続きを読む…)

2014年3月14日

自分らしくとかいう言葉に騙されんなよ、お前は生きろ! 守口1中卒業式

カテゴリー: 未分類 — hattori @ 11:59 PM

今年も卒業式だった。
中学生も高校生か、早いなぁ、ウヮオ! ロック!
俺が中学生だった頃を思い出したわ。
ろくな思い出がねぇ。
・洋楽にはまった。戦前のジャズとか、黎明期のロックとか聴きまくった
・当時は本当に何にも考えずに日々を過ごしてたわ。馬鹿すぎる。
・演劇部に入ってたが、論理的じゃない顧問と先輩の下でイライラしたわ
・エヴァがテレビでやってた世代やけど、見てなかったわ。
ってかんじか。
マジで、思い出してもむなしい。
もっといろいろ頑張ればよかった。
当時演劇部に入ってたけど、馬鹿な先輩と顧問に反発してばかりだった。
今振り返っても、まぁ、論理的でない連中ばかりだったけど、せめてこっちだけはもっと論理的に改善点を示すべきだった。
で、全国レベルの劇を目指すべきだった。
そしたら、自己満足レベルを超えて、誇りを持てたのに。
あの頃頑張った劇に、何一つ誇りを持てないのが、俺の弱みやわ。
俺自身、あの頃に、やる気をなくさず、地方劇団にでも入っておくべきやった。
チャレンジすべきやった。
演劇部を辞めた後、高校に入ってからちょっとだけお遊びのバンドをやって、それから合唱部に入った。
合唱部も聖歌しかやらないからやめちまった(カトリックの学校だったのだ)。
今考えれば、やっとけばよかった。
聖歌からゴスペル、そして、R&Bやジャズにたどり着けたはずなのだから!
ロックンロールの基礎って、その辺にあるんだぜ。

(続きを読む…)

Powered by WordPress