はっとり浩之オフィシャルブログ

2014年2月18日

広島、わが愛

カテゴリー: 未分類 — hattori @ 1:23 AM

山田洋二監督の新作で、主演(?)の女の子が賞を取ったみたいですね。去年、神戸が舞台ということで「シャニダールの花」を見たんですが、その時の演技も光っていて、心に残っていました。「小さなおうち」に関しては、妙にセット臭すぎる背景芸術とか、陳腐っぽすぎる演技とかが、広告の時点でも異様な雰囲気を醸し出していて、「これは相当変な作品じゃなかろうか」と思っていたので、評価されてうれしい限りです。
しかし、それ以上に驚いたのが、新聞の映画祭受賞作品一覧にひっそりと挙がっていた『監督 アラン・レネ』の名前!
生きてたのか! というか、今でも新作を撮っていたのか!
皆さん、アラン・レネって知ってます? その昔、「去年マリエンバートで」とか「24時間の情事」とかを撮った監督なんですけどね。僕は結構好きでした。
「24時間の情事」は、「広島・モン・アムール」が正確なタイトルで、一部の人の間では、「広島、わが愛」と呼ばれています。ブライアン・フェリーの歌にもなった傑作です(ブライアン・フェリーはトウキョウ・ジョーという歌も作っていますね。こちらも、ボギーと早川雪舟が共演したアメリカ映画のタイトルの借用です)。

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2014年2月11日

髪に花を、銃口に花を!

カテゴリー: 未分類 — hattori @ 12:28 AM

先日は、新年会でした。多くの方々にお手伝いいただき、本当にご迷惑をおかけいたしました。
前々から、ただただ平成〇〇年度新年会という名称はつまらないと思っていましたので、ライブのツアータイトルみたいにサブタイトルをつけさせていただきました。
タイトルは『髪に花を、銃口に花を~季節外れのフラワー・チルドレンに捧げる~』!
髪にデイジーを刺して入場することを規則にしようかと思いましたが、さすがにやめておきました。
タイトルの意味は、みなさんわかると思うのですが、1960年代のフラワー・パワー・ムーヴメントへのオマージュとなっています。
僕は、高校生の時に、この種の文化を全身に浴びて青春を過ごしました。
権力への反抗としてのフラワー・チルドレンが大好きでした。
その後、「時代遅れの自称ヒッピーですら、長い髪の毛をむなしい風になびかせている」と歌う友部正人のような、70年代フォークに傾倒し、もう、無邪気ではいられない大学生時代を過ごしました。
闘争~アングラ~4畳半といったメッセージ性の変化を、身に受けて成長しました。
しかし、先日、ピート・シーガーが亡くなったことを知り、もう一度、今の人々へと、反骨の鐘を鳴らしてみたくなったのです。
銃口への、強い嫌悪感を、言葉にしたくてたまらなかったのです。
なので、急きょ、『髪に花を、銃口に花を~季節外れのフラワー・チルドレンに捧げる~』と題した詩を書き、ピアノトリオの演奏に合わせて、ポエトリー・リーディングをやりました。
また、踊りたくて仕方なかったので、Breakbotにあわせて踊り狂ってみました。
そして、会場への入場時には、ホテルに頼んで、60年代のサブカルチャーに起因する音楽をずっと流させてもらいました。
たぶん、流れている音楽の意味性が分からなかった人もいるでしょう。
でも、意味がちゃんとあったんです。
すべては、たった一つのメッセージ、『ならず者の銃口に、花束を差し込んでやれ!』というメッセージ、この大切なメッセージに集約されていたのです。

ジョン・レノンの名曲「マインド・ゲームス」の一節を、書いておきます。

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2014年2月7日

クレーマー天国

カテゴリー: 未分類 — hattori @ 12:49 AM

今日は何となくサム・クックを聴いてた。
時代をさかのぼって明日はもっと、ドゥ・ワップなのを聴こうかな。
そのうちバーバー・ショップ型のコーラスにたどり着くのだ。

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