この数日読んだ本の中で、漫画関係の本が結構面白かった。
具体的には、「手塚治虫が生きていたら電子コミックをどう描いたか」(大塚英志)、「サブカルチャー神話解体」(宮台真司)、「ふしぎなふしぎな子供の物語 なぜ成長を描かなくなったのか」(ひこ・田中)。
これらの本を一気に読んだきっかけは、先日部屋の掃除をしていたら、学生時代に読んだ大塚英志の「おたくの精神史」と「サブカルチャー文学論」が出てきて、読み直したら結構面白かったから。で、その本の中に吾妻ひでおの話が出ていて、懐かしさも相まって、みょうに吾妻ひでおが読みたくなってジュンク堂に出かけて「地を這う魚」を買って、そのついでに書店で目についた上記3冊を一緒に買ったのだ。