はっとり浩之オフィシャルブログ

2012年1月11日

口先だけ改革を止めなきゃこの国は亡ぶ

カテゴリー: 未分類 — hattori @ 1:15 AM

タイトル通り。

ホンマに心配。

最近、とりあえず選挙対策に「改革」という馬鹿が多すぎ。

国民や市民をあんまり騙すな、この卑怯者。

宮台真司×大塚英志の『愚民社会』。

タイトルはひどいけど、読んでみたら、結構楽しめた。

読む価値あり。

とりあえず心をうったのが、3っつの「日常が終わっていない理由」。

①日本国民においては、思想も倫理も流行でしかない。

流行=ムード=なんとなく。

 ②自己=世界という閉じ方。(自分が見たものだけが世界。そこに歴史は存在しない。あるいは他人にあおられて唐突に出現した歴史しかない)

③便利さ=即物的数値の追及。

が「終わりなき日常が終わらない」理由。

そこから、いまの社会に蔓延した、口先だけ改革と、そいつらの唱える擬態右翼的左翼言語の実態が見て取れる。

民主党以降の自称改革は、日本の戦後左翼的(あるいは労組的)「足りないものをよこせ」的意味合いに終始している。

その部分が僕にはばからしい。

社会のシステムに対する戦争ではない。

単なるルーチーン的、権力闘争の言い換えに過ぎない。

このことを、みんな理解すべきだ。

本気でシステムを変更しようと思ったら、全然足りない。

偽物に騙されるな。

そのためにたくさん本を読め。

それだけしか、言いようがない。

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