ずっと前の授業で、H先生が、「ゴダール研究の非常にいい位置にいるとある人は、在野なんだ。在野だから、賞はもらえないけどね、でも、それぐらいの仕事はしている」と言っていた。
そのことが頭にこびりついて離れない。
で、いろいろ考えてたんだけどね、俺も、ずっと反主流ってのを意識して生きてきた。
自分が得をしないことばかりして生きてきたのだ。
それが最近、「良い人」の自分を創ろうと、無理をしすぎていたような気がする。
そこは取り繕っても仕方ねーやな、と思う。
「良い人っぽく見える人」ではなく、「良いことをする人」にならなきゃ。
人のために良いことをすることと、反主流でいようとがんばることとは、矛盾しない。
在野のラディカリストで行こうぜ。
御用学者なんかになるかよ、ってことだけは、胸に留めたいと思う。