先日から風邪で体調が悪い。
ちょっと楽になったと思ったら、またしんどい。
今日はなんとかちょっと仕事して、あとは倒れてた。
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大阪ダブル選挙の報道を見てると、結構最近はマシになってきてるような気もするけど、やっぱり方向性が変だ。
話題性とか、空虚な話を争点にせずに、具体的な政策をじっくりと審査するべき。
特に、檄文をどこの市長がどっちに送ったとか、そんなことが話題になっちゃってるってのが、嘆かわしい。
市長だって、どっちとも仲良くしたい人だって大勢いるんだから、どっちにもいい顔する人なんて大勢いるでしょう。
人間の本心なんて、最後までわからない。
そんな程度のことで御大層な話題になること自体が馬鹿げてる。
考えても見なよ。
あなたがもしも、どこかの市長で、常に世話になってる大親友が松井を応援してて、昔から尊敬してる先輩が倉田を応援してたらどうする?
よっぽどどちらかの政策に完全に賛同するという状態じゃない限り、どっちにも檄文を出すかもしれない。
そして、こういう選挙の政策って、「その政策だけがすべてじゃない」んだ。
俺だってそうだ。
倉田の政策、松井の政策。
それぞれ、良い面悪い面があるだろう。
全部に全部完全賛同なんてのは、ありえない。
じゃぁどうするか?
結局は、「できるか・できないか」「その政策そのものが生み出す効果は大きくても、後で大きなデメリット(負担)が生まれないかどうか」を一つ一つ熟慮して、削ぎ落していくしかないんだ。
そういうのをできずに、なんとなく聞こえがいい政策を選ぶことを、「場当たり的」と呼ぶし、そういう考え方が、日本を袋小路に追い込む。
だから、メディアはもっと、単語の響きや話題性じゃなく、しっかりとした吟味を展開していくべきだ。
言葉が浮ついていないか。
支離滅裂じゃないか。
どういう意図の政策なのか。
後でどういうデメリットが生まれるのか。
根拠と理由と目的がきっちりと説明されていない政策ってのは、最低である。
先日の、TPPの問題でもそうだ。
結局、国民の皆さんは、それがどういうものであるのか、はっきりと理解できる余地はあったのだろうか?
某新聞の調査を見ると、「あまり意味がよくわからない」旨の回答の国民が、かなりの割合だった。
そういうところをまず、直していかなくちゃならない。
うわついていたら、えらいことになりまっせ、この国。
もっとちゃんと、「中身の議論」がなされなきゃならないし、そこを重視しなきゃ。
もういっそ、イメージで選挙がうごいちゃうの防止のために、政治家は全員ポリ袋で顔を隠すべしっていう法律を作りませんか?
名前と政策だけで選んでもらうの。