青山真治監督の映画「ユリイカ」を見ました。
4時間近くある映画なので、なかなか見るのが大変で、家に帰った後、30分ずつちびちび見て、やっと見終わりました。
ネタバレはあれなので、詳しくは書きませんが、バスジャックに巻き込まれた人々の、生き残ったその後を描いた作品です。
一番対比的なのは、「死ぬか生きるかの体験をしたのだから、何をやってもいい」と思うか「死ぬか生きるかの体験をしても他人に押し付けることはできない」と思うかどうか。
もちろん、理想は後者。
でも人間の精神は弱いから、前者に向かいがち。
いろいろと、考えさせられる映画でした。