雑記。
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物語ることによって、物語という構造に変換することによって、それを矮小化、虚構化できるすべがあるということを、僕はJLGから感じたのかもしれない。
90分の物語化されることで、資本主義も、共産主義も、原理主義も、ナショナリズムも、「あぁ、そういうものか」と、見通しが良くなるような気がしたのだ。
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誰か偉い学者が、「ゴダールは適当だ。ぜんぜん真剣じゃない」と言っていた。
ゴダールの衒学的な言い回しには、どこかしら、胡散臭さが付きまとう。
だからこそ、高次な問題を、矮小化させ、僕たちにそれを乗り越えやすくしてくれるような気がする。
ゴダールは神なんかじゃないからこそ、やっぱりゴダールって映画の神様かもしれないと、思えてくるのだ。
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カントリーソングがなぜ好きなのかを、ちょっと考えていた。
カントリーって、基本的に「悔しい」んだよね。
「悲しい」歌は、ポップソングにいくらでもあるけど、「悔しい」感情を歌った歌は、カントリーにしかない。
そこが共感を呼ぶのだろう。
悔しいけど、口下手なので、悔しいといえない。
そんな不器用な捻れが、カントリーには潜んでいる。
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宮台真司の「中学生からの愛の授業」と、大澤真幸のTHINKING Oの村上春樹特集を読む。
どっちも面白い。
近いうち、感想を書きます。