なにか書かねばなるまいと思いつつ、なかなか書き出すことが出来なかった。
書くべきスタイルについて考えていたからだ。
僕はどうにも自分がたりが長くなる傾向があり、それをサロン的だと揶揄されたことすらある。
そういう事態を避けるべきか、「いいや、それもまた、何かの意味があるだろう」と真っ向から肯定すべきか、また、これは極私的なサイトではないのだから、いったいどこまで何を書こうか、などと考えているうちに埒が明かなくなってきた。
昨日、何気なく吉本隆明の『思想のケミストリー』を読んでいて、これは一つのカテゴリーずつが非常に短い本だが、そのことに勇気付けられ、ざっくばらんに短い想いを書こうと思った。
そんなわけで、ざくざくと、あえて言葉足らずに書こうと思う。
行間を読んでいただければ幸いである。