僕が、今一番訴えたいのは、「校舎の耐震化」だ。
先日、新聞で、守口の学校校舎の耐震化が非常に遅れていることが発表された。
僕は、祖父(むらの泰夫)が建築業を営んでいたので、その手の情報には詳しい。
早い時期から、そのことを懸念して、ことあるごとに口に出して訴えていた。
もしも地震が起こったら、授業中の子供たちはどうなるだろう。
想像するだに恐ろしい。
絶対に、対策を立てるべきだ。
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一年間、町中を歩き回った。
どんな細い路地にも入っていって、中身を確かめた。
派手なことを好まないので、目立つようなことはしなかった。
目立てばいいのだ、という今の世の中のありようは、なんだか馴染めない。
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大学時代に、内閣府を研究していて、「政策」は僕の大切な命題だ。
でも、最近、ちょっと心情が変わってきた。
今の政治に、一番欠けているのは「心」だと思うようになった。
良識を保つ心意気だ。
今、世の中は、勝ち馬に乗ればいいという風になっている。
政治家からも倫理観が消えうせている。
それじゃ駄目だ。
お互いを助け合う心、嘘をつかないという心意気、流行に左右されない想い。
そういうものを育んでいかなければならない。
右向け右・左向け左じゃ駄目なんだ。
人間性をはぐくむのは、やはり地域社会の絆だ。
普段から、隣近所のお付き合いが和やかでありたい。
日常生活で、人とたくさん接することこそが、豊かな人間性をはぐくむはずだ。
今、町内会に若者が少ない。
隣近所・新しく越してきた人のことがわからない。
そんな状態が増えている。
それを食い止めなければならない。
そうでないと、この社会は、氷のように冷たくなってしまう。
だから、町内会の支援・くるくるバスの活性化・校舎を含む学校の耐震化……。
それらを総合して、「和やかな安全都市」という概念を打ち出したい。
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確かに僕は、青二才だ。
だが心意気、やる気は、ものすごくある!
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子供の頃から、無鉄砲だった。
やると決めたらやる性格だ。
学生時代、途中で大学を飛び出して、小さな制作会社で脚本家をやっていたぐらいだ。
行動力には自信がある。
僕が脚本家をしていた頃、ゲームのシナリオの仕事が多かった。
僕の会社は小さかったので、いつも自転車操業。
社員寮にはガスがひかれていなかったし、締め切り前には交代で会社に泊り込み・廊下で眠るなんてのはざらだった。
あの頃、つらい思いをして、根性が出来たと思う。
僕に、他人に誇れるものがあるとすれば、それは、反骨精神・根性だ。
大きいものに巻かれない。
強きをくじき、弱きを助けたい。
そんな、素朴で優しい男でありたい……。
精一杯、志を曲げず頑張ります!