都知事選は石原の圧勝だった。
都知事選といえば思い出すのは、内田裕也の演説だ。
対して上手いとは思えない英語で自分の略歴（？）を語る。
高橋源一郎が、昔、そのことについて評論を書いていて、とっても面白かったのだけど、内容を忘れてしまった。
最近、内田裕也のことをよく考える。
内田裕也は政治か否か。
大声で愛と平和というおとこ。
ジョン・レノンのような、鬼気迫る意気込みではないように感じられる。
どこかコミックショーじみている。
本気かよ？
ジョークじゃねーの？
でも。
それがジョークじゃないと感じる感性が、大事じゃないかと思うのだ。
内田裕也を真剣にうけ止められるかどうか。
内田裕也は政治に見えるかどうか。
内田裕也は政治か否か。
とても、大事な命題だ（冗談のように聞こえるけれど）。
※
そうなのさ、冗談のような物事が、冗談じゃないってことの認識が、重要なのさ。