昨日、河村さんの勝利について、僕が通りすがりで、しかも投票権を持っていたら、「何かが変わるかもしれないイベントに参加したい」という気持ちで河村さんに入れていたかもしれない、と書いた。
それから、もしも実際に名古屋に住んでいたらどうしただろう、と考えて、やっぱり、それでも河村さんに入れたかもしれないな、と思った。
政策が実現可能かどうかの吟味というのは、とても難しい。
大きなことを言われると、時々、「無理かもしれないぞ。しわ寄せが来るかもしれないぞ」と警戒する気持ちになる。
それはきっと、僕たちが小泉さんを体験しているからだ。
でも一方で、「いや、できるかもしない」という気持ちもある。
そのハザマでゆれるとき、今の僕は、「いいや!どうせなんだ、やっちまえ!」という気持に傾くほうにいる。
最近、そうなってきた。
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ところで、友人が名古屋で就職したので、一時期は頻繁に名古屋に遊びに行っていた。
名古屋を歩くと、大阪と比べて、見渡しがいいことに驚く。
土地がまだまだ広々としていて、向こう側の市街地が、見えることがある。
それだけ、開発の余地があるということだ。
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名古屋の地下街に、守口漬けを売っている店がある。
守口大根を使用した、有名な漬物である。
それを手にとって、店員さんに「この守口って、大阪の守口が由来ですよね?」と訊いた。
店員のおばさんは「いいえ。全然関係ないですよ」と平然と答えた。
僕はがっくりしたものだ。
守口漬けの由来は、われらが守口市にある。
そういうの、もっとアピールしていいんじゃないのか?
大阪は、いろんな伝統と歴史がある。
ある意味、京都より古い町だ。
そのことはどうにも、忘れられがちである。