はっとり浩之オフィシャルブログ

2010年10月4日

都市部の幻想

カテゴリー: 未分類 — hattori @ 12:00 AM

雨でしたが夕立ちしてきました。

友達が手伝ってくれました。

すまんのう。

夕立ちのとき、自転車で買い物に来ておられたおじさんと少しお話しました。

お仕事でお疲れの様子でした。

頑張ってください。

僕も、ふと思い出せば、ライターをやっていた頃、すごく疲れていました。

締め切り前になると会社に泊まりこみはある、社員寮にはガスが入っていなかった……。

だから、なんだかすごく共感しました。

あと、「雨なのにご苦労様」と声をかけてくださった奥さん、ありがとうございます。

久しぶりに、アントン・カラスのチター名演集を聴いています。

映画「第三の男」のテーマ(この曲の有名なダブヴァージョンを、ムーンライダースがやってましたね)で有名な人ですね。

いやー、メランコリー。

中学生の頃、こういう音楽がすごく好きだったんです。

懐かしさが、空気感になって部屋に充満していく。

紀伊国屋にいったら、タルコフスキー監督の「サクリファイス」がDVDになっていました。

この映画も懐かしい。

大学生の頃、一時期アンドレイ・タルコフスキーに夢中になって、見まくっていました。

個人的には、この監督では「ノスタルジア」と「鏡」が特に好きですが、「サクリファイス」も「惑星ソラリス」も「ストーカー」も忘れがたい。

「サクリファイス」は、メイキングビデオまで、TUTAYAで借りて見たなー。

タルコフスキー映画の持つ、あの独特の「意味ありげな無意味(?)の超自然的連鎖が結局意味性へと変化して行きかける」みたいなモチーフは、他の監督のいろんな映画に、影響を与えているように感じられますね。

マグノリアとかショートカッツとか午後の遺言状とかを見ていると、なんとなく、タルコフスキー的だなと思うことがあるんですよ。

最近だと、渡辺謙とディカプリオが競演した「インセプション」も、どこかしらタルコフスキーっぽいと感じましたね。

って、僕の場合、何を見ても「タルコフスキーっぽい」と感じるだけなのかも(笑)。

部分は、分散して、偏在しますからね。

概念とかフィーリングって、ユビキタスなんですよ、ユビキタス社会なんて、わざわざ言わなくても、ある意味ではね。

コメントはまだありません

コメントはまだありません。

このコメント欄の RSS フィード

コメントフォームは現在閉鎖中です。

Powered by WordPress