雨でしたが夕立ちしてきました。
友達が手伝ってくれました。
すまんのう。
夕立ちのとき、自転車で買い物に来ておられたおじさんと少しお話しました。
お仕事でお疲れの様子でした。
頑張ってください。
僕も、ふと思い出せば、ライターをやっていた頃、すごく疲れていました。
締め切り前になると会社に泊まりこみはある、社員寮にはガスが入っていなかった……。
だから、なんだかすごく共感しました。
あと、「雨なのにご苦労様」と声をかけてくださった奥さん、ありがとうございます。
※
久しぶりに、アントン・カラスのチター名演集を聴いています。
映画「第三の男」のテーマ(この曲の有名なダブヴァージョンを、ムーンライダースがやってましたね)で有名な人ですね。
いやー、メランコリー。
中学生の頃、こういう音楽がすごく好きだったんです。
懐かしさが、空気感になって部屋に充満していく。
※
紀伊国屋にいったら、タルコフスキー監督の「サクリファイス」がDVDになっていました。
この映画も懐かしい。
大学生の頃、一時期アンドレイ・タルコフスキーに夢中になって、見まくっていました。
個人的には、この監督では「ノスタルジア」と「鏡」が特に好きですが、「サクリファイス」も「惑星ソラリス」も「ストーカー」も忘れがたい。
「サクリファイス」は、メイキングビデオまで、TUTAYAで借りて見たなー。
タルコフスキー映画の持つ、あの独特の「意味ありげな無意味(?)の超自然的連鎖が結局意味性へと変化して行きかける」みたいなモチーフは、他の監督のいろんな映画に、影響を与えているように感じられますね。
マグノリアとかショートカッツとか午後の遺言状とかを見ていると、なんとなく、タルコフスキー的だなと思うことがあるんですよ。
最近だと、渡辺謙とディカプリオが競演した「インセプション」も、どこかしらタルコフスキーっぽいと感じましたね。
って、僕の場合、何を見ても「タルコフスキーっぽい」と感じるだけなのかも(笑)。
部分は、分散して、偏在しますからね。
概念とかフィーリングって、ユビキタスなんですよ、ユビキタス社会なんて、わざわざ言わなくても、ある意味ではね。