偶然にストリートで、WORKING WONDERSっていうアマチュアバンドがライブやってるのを見たんだけど、結構良かった!
調べたら、京都のバンドみたいやね。
割と歌謡曲っぽいメロディーと、2000年代以降的なスカスカの音と、踊れるベースラインっていう組み合わせがよかった。
ただ、声にはもうちょっとエグ味というか、黒人ヴォーカル的な太さがほしいな。
と、何をエラそうに評論してるんだ、俺、って、これはいつものことか。
ウザい性格してるんすよ、俺。
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ウザイといえば、俺、イケメンと聞くだけで鳥肌が立って憎しみと怖れを全身に感じるウザい性癖を持っていまして。
マルーン5っているじゃないっすか、ほら、あの、むかつく感じのイケメンっぽいバンド。
先日タワレコで、そのマルーン5のサポートキーボーディストっていうふれこみで、P・J・モートンっていう人の新譜が置いてあって、「あぁん? マルーン5だとぉ? リア充ご用達のイケメンバンドだろうが、んなもんにゃ用はねぇよ」と思ったのですが、表紙を見るといい感じの黒人のにーちゃんだったので「まぁ、偏見を捨てて聴いてみっか」と試聴機で聞いたら、なかなかいい音楽でした。
キーボードの音がよく効いている。
ただ、リズムにはちょっと面白みがないな。
平べったい。
でも、本当になかなか良い。
イケメンバンドの関係者というだけで敬遠しそうになった自分の情けなさに鬱的な気持ちになって、家に帰って三上寛の「ひびけ!電気釜」を聴きながら自分を慰めていました。
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高田渡の「大ダイジェスト版 3億円強奪事件」をとうとう中古レコード屋で手に入れました。
ついつい道を歩きながら、ヤッタァーと3回ほどガッツポーズ。
最近、生真面目なフォークは結構あっても、この手の、合いの手とかおしゃべりとかの入った電波ソングみたいなフォークって、すっかりなくなったよねぇ……。
しみじみ。