はっとり浩之オフィシャルブログ

2013年6月6日

千里山

カテゴリー: 未分類 — hattori @ 2:50 AM

ちょっと前、大学院に顔を出したら、昔よりもえらい賢い生徒さんたちがそろっていてびっくりした。
僕ががっつり通っていたころ(ずっと昔)のゼミ構成は、関大から一人、立命から一人、阪大から一人、謎のフランス人留学生が三人(うちの一人、ロランという奴はなかなかのナイスガイだった)、謎の中国人留学生が二人という雑多な構成だった。
そのころは、「まぁ、俺とさほど変わらないおつむの程度だな」と感じていた。
それが、久々に若い院生としゃべると、どういう経歴の人たちなのか知らないが、「え? 賢いじゃん。俺よりずっと頭いいよ」と思わせられた。
すごく的確に、シンプルに、根本をとらえた指摘をしてくる。
しかもそれが、知識にちゃんと裏付けされている。
俺は驚いた。
最近の院生は頭がよくなっているのか?
それとも、俺が老いて阿呆になったのか?
う~ん、俺が若いころは、あんなにも大人びていなかったような気がするぜ。

ドラゴンアッシュ風にラップでいうなら、「YO、YO、俺は関大と言っても、高槻通い、田舎のことなら大体知ってる。バスに乗ったら、ガッコまで30分、一個のり逃がしたらマジへこんだんだ」的な総合情報学部で青春を過ごして、院だけ本校という経歴(しかも、一度就職して仕事をしている)なので、本校に通うようになったころにはいまさら街をぶらつく年齢でもなく、僕は千里山でそんなに遊んでいなかった(若いころ高槻では本当によく遊んだけど)。
で、先日、院の研究室に行ったついでに、「ちょっとぶらついてみるか」と思って、阪急千里山駅のほうまで歩いてみた。
関大前ってごちゃごちゃと汚いイメージだったけど、千里山駅の方って、ちょっと芦屋とか住吉風の小高い丘&高級住宅街なんやな。
びっくりした。
で、30分ほど散策して、駅前の葉山コーヒー(これは高槻にもある)で休憩して、「吹田と言えば高村薫(吹田在住の作家)やろ」と思ってもって持ってきた「黄金を抱いて飛べ(吹田が舞台)」を読んだ(千里山と言えば「咲だろ」という声が聞こえてきそうだが、僕は基本的に人前で漫画は読まない主義)。
せっかくだから、ということで、千里山駅から山田まで出て、そこからモノレールで守口まで帰ってみた。
なかなかハイソサエティなコースだ。
セレブになった気分で帰宅。
けっこう楽しかった。

コメントはまだありません

コメントはまだありません。

このコメント欄の RSS フィード

コメントフォームは現在閉鎖中です。

Powered by WordPress