はっとり浩之オフィシャルブログ

2012年3月19日

幼稚園卒業式、守口小学校卒業式、クリーンセンター

カテゴリー: 未分類 — hattori @ 11:57 PM

守口市議会議員服部浩之です。

吉本隆明が死んでしまって、翌日、母校の御幸幼稚園の卒業式がありました。

理事長先生とは、以前、ジャン・リュック・ゴダールの話で盛り上がったことがあって、きっと吉本隆明だって読んでいらっしゃるだろうなと思って「吉本隆明が死んでしまいましたね」と声をかけたら、「そうなんだよ、昨日、記事が読みたくていろんな夕刊を買おうと思ったんだけど、時間がなかったんだ」と返事が返ってきた。

「俺、昨日、全紙買ったんで、お見せしますよ」と俺は答えた。

死者の魂は、足音もなく人生の舞台を卒業していく。

どんなにいつくしんでも、彼らが去っていく足音は、物理的に聞こえない。

一方で、幼稚園児たちの、未来へ向けた、かわいらしい卒業の足音が、僕の耳に聞こえてくる。

それは物理的な音だ。

僕のような30歳前の冴えない男が、卒園式の講堂へ入っていく音は、どんな足音をしていただろうか。

母校の守口小学校の卒業式。

見知った校舎が、改築で少しだけ目新しく見える。

久しぶりに大声で校歌を歌い、胸が熱くなった。

いまの守口からは、生駒の山はあんまり見えないけれど、校歌の中には生駒の山が美しく歌われている。

きっと昔はビルが少なくて、遠い山がきれいに見えたのだろう。

だんだん自然が減ってきて、土着的な誇りが失われていった、この近代化は、少し悲しい。

暗い表現になってしまいましたね。

御免なさい。

卒業された皆様、おめでとうございます!

みんなの未来は、きっと輝いている!

輝かせよう!

今日は、総務市民委員会に向けて、クリーンセンターのことをちょっと勉強。

昨日、部屋を掃除していたら、昔よく聴いた中川五郎のCDが出てきた。

久しぶりに、じっくりと聴くと、昔は「腰まで泥まみれ」に一番感動したのだが、いまは、「俺はヤマトンチュ」に一番感動した。

いまならこの歌は、少し不謹慎だと批判されるかもしれない。

でも、詩の中に脈づく熱い想いは、行動の不謹慎さを超越している。

それにしても、この手のアングラフォークの熱心な聴き手って、いまは何人ぐらい残っているんだろうか。

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