守口市議会議員服部浩之です。
前回の日記と併せてお読みください。
時系列的な事件の経緯は、前回の日記に書いてあります。
こちらはちょっとした補足です。
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・津島議長さん(質問を止めたといわれている方)が愛国的でないという批判は少しおかしいと思う
・津島さんは、議長の仕事として、通告書になかった質問を止めようとしただけだからだ
・議長の仕事は、議場を整理することなので、規則を厳しく考えるのも、仕事の一つとしてやむを得ない側面がある
・彼は、国旗の問題だから止めたのではなく、通告書にない質問だと判断したから止めただけで、逆に国旗の質問が甲斐議員の通告書に明記していれば、受け入れたはずだ
・津島さんが愛国的であると僕が思う理由は二つある
・まず、守口市議会の議場には現在国旗が掲げられているが、これは津島さんが議長に就任してから実現したものであること
・もう一つは、津島さんの実家である三郷幼稚園は休日に国旗を掲げているはずであること
・以上2点だけでも、津島議長は国旗に対する敬意を持っている人間であることがわかる
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・守口市議会には、委員会というものがある
・この委員会というものでは、代表質問よりももっと自由に議論ができる
・しかも、代表質問が終了すれば、数日以内に委員会が始まる
・代表質問は、形式的で儀式的な部分がある(だから規則が厳しい)が、委員会は何回質問してもいいし、質問内容を先に通告する必要がない
・なぜ、甲斐議員は代表質問にこだわり、委員会をうまく活用しようとしないのか、と疑問視する議員もいる
・僕は個人的には、国旗は重要な論題なので、議会活性化委員会のように国旗掲揚についての議論委員会を立ち上げて、激しく議論するべきだと思う。甲斐さんには、そこでこそ、熱い思いを語ってほしい。だって、発言内容に(常識の範囲内で)制限がないのだから、委員会のほうが、深い議論ができる可能性があるんだから
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・甲斐議員を信用できないという議員の中には、「通告外の質問をしたことに対する言い訳が二転三転したからだ」という議員もいる。
・最初彼女は、「ほかの議員だって通告外の質問をしたじゃないか」という旨を言い、それが勘違いだったと証明されてから「道徳と国旗の関係性」での反論に転じた
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・「甲斐議員に対して懲罰を課したくない」と言っていた野党の議員はたくさんいた
・懲罰委員会でも、「少しでも緩い懲罰で済むように、規則に従わなかった部分についてはちゃんと陳謝してください。陳謝さえしたらそこで終わるのだから。お願いします」という旨を言った議員さんだっていた
・そもそも初めは、通告書にない内容だから、取り下げればいいだけだったのだから、今回は取り下げて次の機会に訊いてくれたら、懲罰にまで発展しなかった
・津島議長自身、「次の質問の機会にちゃんと通告書に「国旗について」と書いてくれればいくらでも受け入れる」と思っていたはずだ
・長い暫時休憩が入った時間中、「甲斐さんが、この間に、かっかする頭を冷やして、今回は発言を取り下げて、後の委員会で訊いてくれたら、懲罰まで発展しないから、そうしてほしいなぁ。彼女は意地になってるだけだと思う」という旨を言っている議員もいた。
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ちょっと追加です。
取り急ぎ。
議会には一時不再議というルールがあります。
これも今回のネックになっています。