今日は盆踊り。
祝祭の日だ。
先祖を敬い、日々の鬱屈を発散し、踊りで邪悪なものを退治する。
そんな日だ。
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昨日の夜、友達の家で「サタデー・ナイト・フィーヴァー」を久々に見て、テンションはダダ上がり。
俺は、高校生のころ、「サタデー・ナイト・フィーヴァー」にはまりまくっていて、ビージーズのファンクラブに入っていたほどだった。
久しぶりに見たけど、You Should Be Dancingでの、トラボルタのソロダンスはすげーな。
フロアを充峰無人に動き回ってる。
でも、内向きなダンスじゃないんだ。
自分の世界に入り込むだけじゃなく、人に見せようとしている。
しなやかな動き、大げさな動きに、ほんのちょっとした冗談めかしたものが混じっている。
こりゃ、やっぱ、良いわ!
で、音楽。
そりゃ、ガチのファンクに比べりゃ、ぬるいけど、やっぱ、超かっけー!!
バリー・ギブの声、最高やわ!
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ってなわけで、前日のダンス熱が冷めやらぬまま、盆踊りに突入!
かれこれ、1時間以上ノンストップで踊っていた。
けっこう汗、かいたよ。
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中沢新一が、河内の盆踊りについて、「大阪アースダイバー」という本の中で、素晴らしい考察を述べている。
これを読むと、盆踊りとは、みんなが参加して、踊り狂うためのものだということが、よくわかる。
みんなで踊ることが大事なんだ。
うまい下手の問題じゃない。
どんな踊りでもいい。
狂ったように踊る。
何かを祝福し、何かを忘却し、何かを弔い、何かに片をつけるために。
そのためには、こ難しい理論や、肩書や、人間関係は、いらない。
踊れ、踊り続けろ。
そんな、心の奥底からの呼び声に、素直になって汗をかき続けるべきなんだ。
Dancing Our Blues Away!
踊り狂って、悲しいことを、退治するんだ!!!