はっとり浩之オフィシャルブログ

2013年7月27日

阪神タイガースのファンに頭が上がらない2、3の理由

カテゴリー: 未分類 — hattori @ 1:42 AM

今日、終電で地下鉄に乗ってたら、相当の酔っぱらいの兄ちゃんが社内にいて、服を汚物で汚していた。
若いきれいな女の人がいかにもいやそうな顔をして、横に座ったその人を避けて席を立って、仕方ないんだけど、そういうのを見ると俄然親近感がわいてきて、「人間、見た目じゃねーんだよぉ。薄汚い犬どおし、仲良くしようぜぇ」とか思って酔っぱらいの男を見守っていた。
関目高殿で友人らしき男が降りて、彼は一人ぼっち。
「大丈夫かいな」と思っていたら、守口で下車。
ふらふらと歩いて、そこらじゅうに吐しゃ物をまき散らしている。
「こりゃあかん」と思って、「大丈夫かよ、どこまで帰るんだ」と尋ねたら、「だ、大丈夫っす。〇〇町」と答える。
そんな町名は知らない。
俺が守口の町名を知らないはずがない。
「それ、どこだよ、ここ守口だぞ」
と言うと、「か、門真」と言う。
おいおぃ、その状況で、国道の1と163を歩いて越えるつもりか?
死ぬぜ。
ってなわけで、水を飲ませて、駅員さんを呼んで、駅員さんが、終電の客がもうだれもいないことを確認してから、二人で彼をタクシーに乗せた。
酔っぱらいの若者が、「すんません、すんません」と言う。
「いや、ええねん、俺も学生時代に、酔っ払って、知らん人に家まで連れて帰ってもらってん」と俺は答えた。
「お、俺は、社会人っす!」と、酔っぱらいの若者。
え、そうなん?
金曜やのに私服やし、見た目若いから、大学生だと思ってたわ。
ごめん。
……実は俺より年上だったりしてな。(汗)

タクシーが去って、眼鏡の駅員さんが、俺に礼を言う。
いや、ホンマに、どうにかしたかってん。
っていうのもな、俺が大学生のころ、酔っ払って、おんなじように守口駅前ではきまくっててん。
そしたら、阪神の試合の応援帰り(タイガースの服着てた)のあんちゃん3人組が、同じように助けてくれてな。
水をくれて、家まで連れて帰ってくれてん。
それがずっと、10年ぐらい、忘れられなくてな。
やっと、おんなじことができたんたんや。

そんなわけで、俺は、あんまり野球をみぃひんけど、タイガースファンには、心の中で深い敬意を払ってるねん。

ハルヒでもトラドラでも作中で野球やってたしなぁ。
野球にはシンパシーがあるねん。

って、んん?
いつの間にか、酔っ払いの兄ちゃんのはなしが、野球の話になってた。
ま、ええか。

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